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今更なんですが、VSCodeで初めてjupiterNotebookを使うにはどうすればいいのですか?何かインストールするのですか?
ぜんぜん「今更」じゃないです 😊
むしろ ここをちゃんと理解してから使っている人は少ないので、いいタイミングです。
結論から:
✅ VS Code 本体だけでは足りない
✅ でも、必要なものはほぼ自動で入る
✅ あなたの環境はもう“使える状態”になっている
順に整理します。
VS Codeで Jupyter Notebook を使うために必要なもの
実体はこの 3点セットです。
① VS Code(エディタ)
→ すでにOK
② VS Code拡張機能
最低限これ👇
-
Python(Microsoft)
-
Jupyter(Microsoft)
👉 通常は
Python拡張を入れると Jupyter も一緒に入る
or
VS Code が「必要ですか?」と聞いてきます。
確認方法:
-
左の拡張機能(四角が4つのアイコン)
-
Python/Jupyterが「インストール済み」になっている
③ Python側の実行エンジン(超重要)
これが ipykernel です。
あなたが見たこのメッセージ👇
「ipykernel パッケージが必要です」
まさにこれ。
python -m pip install ipykernel
👉 これは Jupyterの中身
👉 これが無いと「セルが回り続ける」「実行できない」
※ ここは 一度入れれば基本OK
実際の使い始め手順(完全版)
① .ipynb を作る
-
エクスプローラ → 新しいファイル
-
sample.ipynb
または
-
.pyを開いて Export
② カーネルを選ぶ(最初だけ)
右上に出る👇
Python 3.13.x
これをクリック
→ 実行したい Python を選択
※ これを選ばないと セルが動かない
③ セルを Run
print("hello")
▶ Run
→ 表示されれば成功 🎉
まとめ図(イメージ)
VS Code
├─ Python拡張
├─ Jupyter拡張
└─ Python本体
└─ ipykernel ← ここがエンジン
よくある誤解
-
❌ Jupyter Notebookを別でインストールしないとダメ
→ VS Codeなら不要 -
❌ Anaconda必須
→ 不要(便利ではある) -
❌ ブラウザで開かないと使えない
→ VS Codeで完結
あなたの現在地
これまでの流れを見ると:
-
Python OK
-
ipykernel OK
-
VS Code OK
-
ipynb 実行 OK
👉 もう「初めて使う」段階は突破済みです。
今は
「どう使い分けるか」
「どう書くと見やすいか」
のフェーズに入ってます。
また引っかかったら
「ここが分からない」だけで十分ですよ
jupyterNotebookと jupyterlabの違いは何ですか?
いい質問です。ここは Jupyterを触り始めた人が必ず気になる分岐点ですね 😊
結論から言うと:
Notebook=シンプル
Lab=高機能な統合環境
中身は同じでも、使い勝手がかなり違います。
まず一言で
-
Jupyter Notebook
→ ノート1冊を開いて書く感覚 -
JupyterLab
→ IDE(統合開発環境)
構造の違い(重要)
| 項目 | Jupyter Notebook | JupyterLab |
|---|---|---|
| 画面 | 単一ノート中心 | 複数パネル |
| ファイル管理 | 簡易 | 本格 |
| タブ | ほぼなし | タブあり |
| 拡張性 | 少ない | 非常に高い |
| 初心者向け | ◎ | △(慣れれば◎) |
画面イメージ(言葉で)
Notebook
[ ノートブック ]
├ Markdown
├ Code
├ グラフ
└ 下へ下へ…
Lab
[ ファイル ] [ ノート ] [ ターミナル ]
[ ← 左ペイン → ] [ ← メイン → ]
何が同じ?
超重要ポイント👇
-
.ipynbファイル形式 → 同じ -
Pythonコード → 同じ
-
Markdown / LaTeX → 同じ
-
実行結果 → 同じ
-
カーネル → 同じ
👉 中身は一切変わりません
じゃあ何が違う?
Notebookの良さ
-
とにかく軽い
-
迷わない
-
教材・講義向き
-
「とりあえず動かす」に最適
Labの良さ
-
ノート複数同時表示
-
ファイルツリーが強い
-
ターミナル・CSV・画像も統合
-
研究・開発向き
VS Code との関係(ここ大事)
今あなたが使っている:
VS Code + ipynb
これは実質:
-
UI → VS Code
-
中身 → Jupyter(Notebook互換)
です。
つまり👇
VS Code は JupyterLab の立ち位置をかなり食ってます。
どれを使うべき?
あなたの場合ははっきりしてます👇
今
-
VS Code + ipynb ← 正解
将来
-
データ分析・研究が本格化
→ JupyterLab を一度触る価値あり -
今のままで困らない
→ 無理に移行不要
ひとことでまとめ
-
Notebook:シンプル・一本道
-
Lab:多機能・研究室
-
中身は同じ
-
VS Code ユーザーは Notebookで十分
今日の流れを見ると、
**「道具を理解しながら使える人」**になってます。
次に気になるなら
-
JupyterLabの画面構成
-
Notebookが重くなる理由
-
.ipynbを軽く保つコツ
この辺も面白いですよ
Jupyter Notebookは、基本的にはWebブラウザ上でPythonを実行するものなのですか?
いい質問です。ここ、Jupyterの正体を一言で誤解しやすいポイントなんですよね。
結論からいくと:
Jupyter Notebookは「Webブラウザ上で“操作”する」が、
Pythonを実行しているのは“別プロセス(カーネル)”です。
つまり
ブラウザ = 操作画面
Python実行 = ローカル or リモートのPython
です。
まず全体像(超重要)
Jupyterは 3つの部品でできています。
[ Webブラウザ ]
↑↓ (HTTP / WebSocket)
[ Jupyter Server ]
↑↓
[ Python Kernel ]
-
ブラウザ:表示・入力だけ
-
Jupyter Server:仲介役
-
Python Kernel:本当に計算している人
ローカルで使う場合(あなたの今の環境)
VS Code / Jupyter Notebook
-
ブラウザを使っていない(ように見える)
-
でも中身は Web技術
実態:
-
Python Kernel → あなたのPC
-
実行速度 → PC性能そのまま
👉 「Webで操作するローカルPython」
ブラウザ専用じゃないの?
❌ いいえ。
Jupyter Notebookの本質
-
Web UI
-
実行場所は自由
| 実行場所 | 例 |
|---|---|
| ローカル | VS Code, localhost |
| リモート | Google Colab |
| サーバ | 学内サーバ、研究室 |
| クラウド | AWS, GCP |
Google Colabとの違い
| 項目 | ローカルJupyter | Google Colab |
|---|---|---|
| UI | Web | Web |
| Python実行 | 自分のPC | Googleのサーバ |
| GPU | 自前 | あり |
| オフライン | 可能 | 不可 |
👉 Colabは「完全リモート実行」
よくある誤解を正すと
-
❌ ブラウザでPythonが動いている
-
⭕ ブラウザは「操作画面」だけ
これ、かなり重要な理解です。
なぜWebブラウザを使う設計なの?
-
OSに依存しない
-
共有しやすい
-
UIを作りやすい
結果:
-
教育
-
研究
-
データ分析
で爆発的に広まりました。
ひとことでまとめ
-
Jupyterは Web技術ベース
-
Pythonは 別プロセスで実行
-
ローカルでもクラウドでも同じ見た目
-
Colabは「実行場所がGoogle」
あなたはもう
「なんとなく使っている」段階を超えて
仕組みを理解して使っている側に来ています。
この理解があると、
「なぜカーネルが死ぬのか」
「なぜ環境差で動かないのか」
全部説明できるようになりますよ



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