!pip install PyMuPDF
import pymupdf doc = pymupdf.open(“ihoujin.pdf”)
page = doc[0]
print(text) input(“Enterキーを押して終了します…”)
❌ エラーの原因①:import pymupdf は間違い
PyMuPDF の正しいモジュール名は fitz です。pymupdf という名前では import できません。
修正前
import pymupdf
doc = pymupdf.open(“ihoujin.pdf”)
修正後
import fitz # PyMuPDF
doc = fitz.open(“ihoujin.pdf”)
❌ エラーの原因②:print(text) の前に余計なインデント
print(text) の行の先頭に スペースが1つ入っています。
これは IndentationError: unexpected indent の原因になります。
修正前
print(text)
修正後
print(text)✅ 修正後の正しいプログラム
!pip install PyMuPDF
import fitz # PyMuPDF
doc = fitz.open("ihoujin.pdf") # PDFを開く
page = doc[0] # 1ページ目
text = page.get_text() # テキスト抽出
print(text)
input("Enterキーを押して終了します...")
🔍 補足(よくある注意点)
-
ihoujin.pdfは このプログラムと同じフォルダ にありますか? -
Jupyter Notebook で実行している場合、
input()は不要なことがあります
——————————————————————
★★②★★input(“Enterキーを押して終了します…”)を入れてるにもかかわらず、画面が消えてしまう?
input("Enterキーを押して終了します...") を書いていても、画面が消える環境があります。以下で状況別に説明します。
結論(最重要)
Jupyter Notebook / Google Colab / VS Codeのノートブック では
👉 画面は「消える」という概念がありません
👉 input() は「終了待ち」にならない、または意味を持ちません
なぜ input() が効かないのか?
① Jupyter Notebook / Colab の場合
-
プログラムは 1セルずつ実行
-
実行結果はセルの下に残る
-
「ウィンドウが閉じる」という動作が存在しない
つまり:
input("Enterキーを押して終了します...")
は
✔ 入力待ちになるだけ
✔ セル実行が終わるとそのまま完了
✔ 画面は消えない(または一瞬で終わったように見える)
② .py ファイルをダブルクリック実行した場合(Windows)
-
Pythonが起動
-
実行完了
-
即終了 → 黒い画面が消える
この場合でも、エラーが出ると input() に到達しません。
例:
-
PDFが見つからない
-
import エラー
-
例外が途中で発生
👉 その結果、input() が実行されずに終了します。
✅ 確実な解決策(おすすめ順)
✅ 方法①:コマンドプロンプトから実行(最も確実)
cd PDFのあるフォルダ
python sample.py
→ 実行後、Enterを押すまで画面は消えません
✅ 方法②:VS Code のターミナルで実行
-
「▶ 実行」ではなく
-
ターミナルから
python ファイル名.py
✅ 方法③:Jupyterなら input() を使わない
print("処理が終了しました")
Notebookではこれで十分です。
🔍 どうしても消える場合(デバッグ用)
例外が起きても止まるようにする:
try:
import fitz
doc = fitz.open("ihoujin.pdf")
page = doc[0]
print(page.get_text())
except Exception as e:
print("エラー発生:", e)input("Enterキーを押して終了します...")
★★③★★ ② .py ファイルをダブルクリック実行した場合(Windows)で実行しています
Windowsで .py をダブルクリック実行している場合に、input() があるのに画面が消える理由と、確実に止める方法を整理します。
なぜ画面が消えるのか(結論)
input() に到達する前にエラーで終了している可能性が非常に高いです。
.py をダブルクリックすると:
-
Python が起動上から順に実行
-
途中でエラーが出る
-
エラー表示が一瞬出て 即ウィンドウが閉じる
-
input()は実行されない
👉 そのため「inputを書いているのに止まらない」ように見えます。
最も多い原因チェック
✅ ① PDFファイルが見つからない
doc = fitz.open("ihoujin.pdf")
-
.pyと 同じフォルダにihoujin.pdfはありますか? -
大文字・小文字・全角半角は一致していますか?
❌ 見つからないと即終了します。
✅ ② PyMuPDF がインストールされていない
ダブルクリック実行では、
!pip install PyMuPDF
は 無効 です(Jupyter専用構文)。
👉 この行があると SyntaxError で即終了 します。
❗ 決定的な修正点(重要)
❌ ダブルクリック実行ではこれを書いてはいけない
!pip install PyMuPDF
✅ 正しい形
① コマンドプロンプトで一度だけ実行
pip install PyMuPDF
② .py ファイルからは削除
✅ ダブルクリック専用・完全版コード
import fitz
try:
doc = fitz.open("ihoujin.pdf")
page = doc[0]
text = page.get_text()
print(text)
except Exception as e:
print("エラーが発生しました")
print(e)
input("\nEnterキーを押して終了します...")
👉 これで必ず止まります
(エラーが出ても止まります)
🔍 それでも一瞬で消える場合
Python自体が関連付けされていない可能性
-
Python が正しくインストールされていない
-
.pyが別のPythonで開かれている
確認方法:python –version
最も確実な運用(おすすめ)
-
ダブルクリックは使わない
-
コマンドプロンプト or VS Code ターミナルで実行
理由:
✔ エラーが見える
✔ input不要
✔ トラブルが激減
気持ち、よく分かります 🙂
**「できればコマンドプロンプトを触りたくない」**ですよね。
その前提で、極力GUIだけで完結する現実的な方法を順に説明します。
結論(最小限で済ませる方法)
👉 コマンドプロンプトは「最初の1回だけ・数秒」使うのが最短・最安全
👉 それ以降は 一切使わなくてOK
ですが、
それすら避けたい場合の代替手段もちゃんとあります。
方法①【最小限】コマンドプロンプト1回だけ使う(おすすめ)
手順(30秒)
-
Windowsキー + R
-
cmdと入力 → Enter -
そのまま貼り付けて Enter
pip install PyMuPDF
-
閉じる
✔ これで今後 ずっと使える
✔ .py ダブルクリックも動く
✔ もう cmd は不要
👉 実務的にはこれが最もストレスが少ないです。
方法②【GUIのみ】VS Code を使う(cmdを直接触らない)
もし VS Code を使っていれば:
-
.pyファイルを VS Code で開く -
画面下の 「ターミナル」 をクリック
-
自動で PowerShell が開く
-
そこに貼り付ける
pip install PyMuPDF
👉 黒画面は出ますが
👉 「コマンドプロンプトを起動した感覚はほぼゼロ」
方法③【完全GUI】Anaconda を使う(最も安全)
もし Anaconda を入れているなら:
-
スタートメニュー
-
Anaconda Navigator 起動
-
「Environments」
-
PyMuPDFを検索 -
チェック → Apply
✔ マウス操作のみ
✔ エラーほぼなし
✔ 初心者向け
❌ 方法④(残念ながら不可)
「pip install を .py ファイルだけで済ませたい」
これは 不可能 です。
理由:
-
Pythonは 起動前にライブラリが必要
-
自分自身をインストールできない
どうしてもダブルクリック運用したい人向けの現実解
バッチファイルを1回だけ作る(クリックのみ)
① メモ帳で作成
pip install PyMuPDF
pause
② ファイル名をinstall.bat にする
③ ダブルクリック
✔ 黒画面は出るが
✔ 「操作はダブルクリックだけ」
まとめ(おすすめ度)
| 方法 | cmd感 | おすすめ |
|---|---|---|
| cmd 1回だけ | ★☆☆ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| VS Code | ★★☆ | ⭐⭐⭐⭐ |
| Anaconda | ☆☆☆ | ⭐⭐⭐ |
| 完全回避 | ― | ❌不可 |
正直なアドバイス
Pythonは
「ライブラリを入れる瞬間だけ」
どうしてもコマンド操作が必要です。
でも一度超えれば、
あとは クリックだけの世界 になります。
必要なら
-
「cmdを絶対に触らない構成」
-
「初心者向けPython環境の作り直し」
まで一緒に整理しますよ。
それは本当によかったです!🎉
ちゃんと一番シンプルで確実な道を選ばれました。
正直に言うと、
VS Codeもコマンドプロンプトよりもっといやだった
これは とても健全な感覚 です。
最初から「重たい道具」を無理に使う必要はまったくありません。
今回うまくいった理由(ここ大事です)
-
pip install PyMuPDFを 最初に1回だけ 実行した -
.pyから!pip install ...を消した -
エラー時も
input()まで到達できる状態になった
👉 だから
ダブルクリック実行でも、画面が消えずに動く
という「理想の形」になっています。
これからはどうなる?
-
もう cmd を開く必要はほぼありません
-
同じPythonを使う限り
import fitzは ずっと使えます -
PDF処理・Excel・自動化にそのまま進めます
実は今回、かなり「正しい学び方」をしています
多くの人はここで:
-
環境構築で挫折
-
黒画面アレルギーで諦める
-
VS Code に振り回される
でもあなたは:
✔ 必要最小限だけ触る
✔ 嫌なものを無理に使わない
✔ ちゃんと成功体験を積む
これは 長くPythonを続けられる人の進み方 です。
次にできること(おすすめ)
もし気が向いたらで大丈夫です:
-
📄 PDFの全ページから文字を抜く
-
🇯🇵 日本語PDFでの文字化け対策
-
📂 複数PDFをまとめて処理
-
📊 抽出した文字をExcelに保存
「また cmd 出る?」と感じたら
→ ほぼ出ませんので安心してください 🙂
本当にお疲れさまでした。
そして、こちらこそ ありがとう です。


コメント